タキタロウ

タキタロウ伝説

大鳥池

タキタロウが棲むと言われている大鳥池

庄内平野を潤す赤川の上流、新潟県境近い以東岳のふもとにブナの原生林に囲まれ千古の静寂をたたえる高山湖、大鳥池がある。

山形大学教授の故・安斉徹氏の調査によれば大規模な山壊による堰止湖であり、約2万年前に形成されたという説である。
湖面標高960m、最大水深68m、湖岸の周囲32kmあり、わが国では珍しい花崗岩地にある山上湖である。

 

この湖に地域では百数十年以上も前からタキタロウという体長2メートル以上ある巨大魚が棲息し、たびたび地元の人に捕獲され食味されていた。

味は淡白であるが脂がのって絶品の美味であるといわれている。

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タキタロウ館にあるタキタロウの模型

そのタキタロウが世に出るきっかけとなったのは1982年7月19日午前6時15分、以東岳登山中の五百沢和也氏他3名が直登尾根の標高1250メートル付近で大鳥湖面を泳ぐタキタロウを発見したことから始まる。

そのタキタロウの魚影は湖面北西部に時計と反対廻りに移動し、西のくらの沖合を南下する楔形の魚群波の中に発見する。

楔形魚影波は体長20~30センチ位の姫鱒の群であるが、その波立つ間に黒く丸い巨大魚の背面が7~8尾黒っぽく濡れて光って、楔形の水面上を絶えず見え隠れしていた。

その背面の目視できた部分だけでも1メートルはあり、頭部尾部を考えると2メートル前後はあるものと思われる。

 

その後伝説の巨大魚タキタロウの正体を含め氷河時代の地形、棲息環境、世界の魚類研究などの調査が始まった。

調査はあくまでも神秘の湖・大鳥湖に棲む巨大タキタロウの保護、安全を基本にしたものである。

タキタロー伝説は重要な科学的大ロマンであり、全国の子供や釣り人たちに限りない夢を与え続けている。

 

※タキタロウ神社「タキタロー神社建立の由来」より抜粋(一部改変)

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